議会だより

乱脈ズサン同和住宅融資…佐伯由恵議員が討論

(コスモス・はなさき公園で10日)
(コスモス・はなさき公園で10日)
 市議会は今日(6日)、9月市議会最終日の本会議でした。

 総務委員会に付託し、審議した議案に対し、日本共産党議員団を代表し、佐伯由恵議員が討論を行いました。

 以下は、その要旨です。

 

 

 次は、第84号議案・2013年度住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、意見を述べます。

 この同和住宅融資は、同和地区の住宅改修等を行うため、市が市債を起こした財源をもとに同和地区住民に融資を行って、その返済財源を市債の償還財源に充てる制度です。

 既に融資は終了し、現在は償還金の回収と市債償還に係る残務事業となっております。

 本案の最大の問題は、長期にわたり多額の焦げつきが生じ、今日に至っていることです。

 2013年度決算書及び行政報告書によれば、貸付金元利収入の調定額6,608万円に対し、収入済額は367万円、収納率は5.6%で、何と6,241万円が収納未済額となっています。つまり94.4%が焦げついているということであります。

 2013年度における償還者は17名・21件、うち1名は完納し、年度末の滞納者は16名・20件となっています。

 この中には、多額の融資を受けていながら1円も返していない者が5人・7件、滞納額が最も多い者は、土地と住宅を合わせて、何と1,400万円にも上っています。

 このように、土地・住居の財産を手に入れておきながら、長期にわたり、返済を拒み続けている、この行為は絶対に許されるものではありません。

 市が定めた条例には、返済できない場合、保証人及び抵当権の設定が定められています。借りたものは返す、返せない場合は条例に沿って保証人に払ってもらう、これが市の責務です。

 ところが、当時の担当者は条例に反して、ズサンな融資を行ってきました。中には、住宅を建設しなかった者もいました。約定通りに返済が行われず、市債の償還財源に不足を来し、税金で穴埋めせざるを得ない事態も起こっています。
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 このような乱脈な貸し付けを容認することはできません。よって、本案に反対するものです。

 以上、我が議員団は、引き続いて、市民の利益第一で力を尽くすことを申し上げて討論を終わります。
2014/10/06

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