議会だより

重度心身障害者医療で負担増 及川議員が討論

 9月市議会が開会中です。
市議会は今日(10日)、本会議をひらいて25議案に対し、質疑を行いました。日本共産党議員団の及川和子議員、松本英子議員、佐伯由恵議員、小坂徳蔵議員−4人の議員が市民の立場から、質疑を展開しました。

 質疑を終わった後で、委員会に付託しない即決議案について、採決が行われました。採決に先立ち、重度心身障害者医療を改悪し、負担増になる議案に対し、日本共産党議員団を代表し、及川和子議員が討論を行いました。

 及川議員の討論要旨は、以下のとおりです。





 私は、即決議案の内、第79号議案、加須市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して討論を行います。

 本案は、第1条で「医療の給付に係わる一部負担金について、助成金を支給することを定め、もって、重度心身障害者の福祉の増進を図ることを目的とする」と定めています。

 今回の条例改正は、埼玉県の制度改正によるものですが、その対象者から65歳以上の新規手帳取得者を除外する内容です。

 決算年度で新規手帳取得者260人のうち、160人が65歳以上ということですから、約6割にも及んでいます。高齢になって心疾患、脳疾患や事故などで重い障害を負った方がこの制度から除外されて、医療費の負担をしなければならなくなります。

 これは新たな負担増となります。
更にこの条例では、精神障害者保健福祉手帳1級の所持者を対象に加えるとなっています。この点については、より弱い立場の方に対しての負担が軽減されるということで一定の評価はするものです。

 しかし、入院が対象外とする新たな差別を持ちこみました。また、精神障害手帳1級に限るということは道理がないと考えます。

 それはなぜでしょうか。
今年2月、埼玉県議会に対して、障害者の団体が請願を提出しています。「重度心身障害者医療制度の充実を求める請願」です。

 そこでは、①65歳以上の高齢者を除外しないこと②精神障害者2級までを同制度の対象とすることが内容となっています。―これが当事者の願いであります。
 よって本案には反対をするものです。
2014/09/10

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