議会だより

北川辺デマンドタクシー 運行の改善を…及川議員

(デマンドタクシー・市ホームページから)
(デマンドタクシー・市ホームページから)
 6月定例市議会で、及川和子議員は、一般質問について住民の立場から4項目を取り上げ、一問一答方式によって、1時間にわたって質問しました。

 質問した項目は、①コミュニティバスの運行改善、②こども・子育て支援新制度、③児童虐待の防止と子どもの安全、④埼玉大橋の安全対策――以上の4項目です。

 以下は、デマンドタクシーの運行改善について質問した要旨です。




 デマンドタクシーは、高齢者など交通手段を持たない市民に対し、市が交通手段を提供するため、2012年10月から運行しています。利用者は、事前に市に登録し、利用料は1回につき300円です。

 問題は、北川辺地域のデマンドタクシーが、高齢者などの願いを無視しているため、1日の平均利用者が僅か4人だけ―低迷状態が続いています。

  デマンドタクシーの一日当たり平均利用状況(2013年度) 
   ◇北川辺地域    4.3人
   ◇加須・大利根地域 26.4人
   ◇騎西地域     18.8人
 北川辺地域の利用者は、多い地域に比較し、僅か7分の1程度に過ぎません。その理由は、高齢者の切実な願いを無視しているからです。

 加齢によって、高齢者は様々な病気を抱えています。しかし、北川辺地域には医療機関が少なく、高齢者の治療に対応する診療科がありません。どうしても域外の医療機関に受診せざるを得ません。

 北川辺の高齢者は、隣の古河市にある古河日赤病院に通院している方が多くいます。同病院の建て替えに際しては、旧北川辺町が補助金を交付し、町内住民の健康と命を守る医療機関の役割を果たしてきました。

 そこで及川和子議員は、古河日赤病院にデマンドタクシー乗り入れを繰り返し、粘り強く求めてきました。

 また、合併前の旧北川辺町は、高齢者の交通手段を確保するため、福祉タクシー券を年48枚交付し、月2回は医療機関に通院ができるよう、きめ細かい対策を講じてきました。ところが合併後、福祉タクシー券は昨年廃止しました。

 及川和子議員は、このような経緯を指摘し、「高齢者から福祉タクシー券は取り上げ、デマンドタクシーは病院まで行かない。何のためのコミュニテイバス(デマンドタクシー)なのか」と、きびしく批判しました。

 そのうえで及川議員は、「北川辺地域の高齢者は安心して、便利に医療機関に通院できないのです。それをなんとかしてほしいと提案しているのです。これは、地域住民の高齢者の皆さんの切実な願いです」と指摘。古河日赤病院への乗り入れをつよく求めました。

 これに対して大橋良一市長は、「北川辺の方から、きついご意見を頂いている。北川辺を無視しているわけではございません」と答えざるを得ませんでした。

 及川和子議員は、「私の指摘がよくわかって頂いていない。高齢者が安心・便利に医療機関に通院できるようにして頂きたい。(デマンドタクシーの運行改善について)また質問するので、よく考えていただきたい」と強調し、今回の質問を終えました。
2014/07/09

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