議会だより

同和住宅融資決算に討論 佐伯由恵議員

 9月定例市議会は今日(7日)、最終日の本会議をひらき、委員会に付託して審査してきた議案、それに追加議案を審議、採決してすべての審議を終え、会期34日間におよんだ市議会を閉会しました。

 議案の採決に先立ち、佐伯由恵議員は、総務委員会に付託して審査してきた、2012年度同和住宅融資事業決算について、日本共産党議員団を代表し、討論を行いました。その要旨を紹介します。






 私は、日本共産党議員団を代表して、第79号議案2012年度加須市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して討論を行います。

 この同和住宅融資は、同和地区の住宅改修等を行うため、市が市債を起こした財源をもとに同和地区住民に融資を行って、その返済財源を市債の償還財源に充てる制度です。既に融資は終了し、現在は償還金の回収と市債償還にかかる残務事業となっております。

 本案の最大の問題は、長期にわたり多額の焦げつきが生じ、今日に至っていることです。

 2012年度決算書及び行政報告書によれば、貸付金元利収入の調定額6,656万円に対し、収入済額は338万円、収納率は5%で、なんと6,318万円が収納未済額となっています。つまり95%が焦げ付いているということであります。

 加須地域21件、騎西地域1件、大利根地域2件の計24件のうち、償還件数は3件のみで、滞納件数はなんと21件、うち20件が加須地域です。

 条例には返済できない場合、保証人及び抵当権の設定が定められています。借りたものは返す、返せない場合は条例にそって保証人に払ってもらう、あるいは抵当権で適切に対処する、これが市の責務です。

 ところが、市はずさんな管理を行ってきました。そのため、これまで返済が約定通りに行われず、市債の償還財源に不足をきたし、税金で穴埋めせざるを得ない事態も起こっています。

 このような乱脈な貸付を容認することはできません。よって、本案に反対します。
2013/10/07

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