議会だより

被災者が加須市で安心して暮らせるように…佐伯議員

避難所(旧騎西高校)
避難所(旧騎西高校)
 大震災・原発事故から2年5カ月。市内では旧騎西高校をはじめ多くの被災者が、先の見えない不自由な生活を送っています。
 佐伯由恵議員は、被災者支援に全力で取り組んでいます。
 
 今年6月に双葉町役場が福島県に移転。今後も加須市で生活を続ける被災者が安心して暮らせるように…佐伯議員は7月の一般質問で取り上げました。




市 双葉町を全力で支援

 加須市は、原発事故からこの2年間(11年3月〜13年3月)、双葉町をよく支援してきました。その取り組みの内容は、加須市双葉町支援本部がまとめた「双葉町への支援の記録」に詳細に記されています。被災者からも加須市の支援に対し、感謝の声が数多く寄せられています。

 先の3月市議会・予算特別委員会で、日本共産党議員団の被災者支援の質疑に対し大橋良一市長は「加須市はこれまで双葉町を支援してきました。役場が移転すれば今度は個人を支援することになります」と答弁しました。
 そして6月17日、双葉町役場は福島県いわき市に移り、今後の加須市の支援は、新たな段階に入ったと言えます。

これからは被災者の支援

 具体的な支援に向けて市は、双葉町から要望を聞きました。また、市内避難者宅を訪問し、意見や要望など聞き取りました。これは3月市議会でさえき議員が被災者支援を求めたことを受け、市が調査を実施したもの。佐伯議員はその結果について質問。小暮弘総務部長は次のように説明しました。

【双葉町からの要望】

 双葉町からの支援要望は、◆新生児・乳幼児訪問と保健サービスの情報、◆援護が必要な被災者の見守り、◆医療機関への交通手段の確保、◆避難者宅の全戸訪問(年一回)、◆がんや脳ドック検診の委託、◆就学援助の事務、◆公共施設や学習講座の情報提供や利用、◆営農など農業者支援等です。

【被災者の声】

 市内避難者宅(256軒中160軒62・5%)の聞き取り調査では、◆役場移転後が不安、◆病院への通院が大変、◆買い物が不便、◆交通手段がない、◆二重生活で家族がバラバラ、◆借り上げ住宅の延長・借り換え、◆支援が必要な人の移転、◆東電の補償金が未だ支払われない、◆先が見えない不安…など切実な声ばかりです。



被災者の要望踏まえ「従来以上に支援」(市長)

 佐伯議員は、双葉町や被災者の声を踏まえ、しっかり支援するよう市に要望。小暮部長は「でき得る限り支援し、可能なものは対応したい。住宅借り上げ制度や東京電力の補償問題は4者協議(埼玉県、福島県、双葉町、加須市)で連携したい。被災者が孤立しないようきめ細かな対応したい」と答弁しました。
 
 最後に佐伯議員は、大橋市長が機会あるごとに「最後の一人まで支援していきたい」と述べていることを歓迎。市長にあらためて、今後の支援について決意を伺いました。
 市長は「(役場移転で)状況が変わりましたが、従来以上という考えで基本的に進めて参ります」と力強く答弁しました。
2013/08/23

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