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協同組合報vol.178
2018年1月号

卒1年目の出身大学訪問でうれしかった出来事

東京勤医会 看護学生室 松井 保子

 東北のある国立大学の看護学科を訪問しました。当法人に2017年春に就職した1年目看護師の母校です。助教授とお会いできました。

 大学訪問の目標は、卒業生の臨床での様子をお知らせして安心していただくことと、大学1年生や来年度入学してくる学生に勤医会の奨学生制度を知ってもらい、奨学生になってもらえるよう広めることです。 

●1年目研修の具体的な様子を紹介

奨学生ミーティングの様子
奨学生ミーティングの様子

 私たちは、1年目研修で綴っている「ポートフォリオ」と「卒1年目日誌」を助教授に見せながら、説明しました。先生は特に、25年以上継続している患者さんの思いや状況を共有するための「入院体験」や4つの研修コース(ジェネラルコース、保健師コース、助産師コース、訪問看護コース)での全員いっしょの2年間の基礎看護研修に興味を持たれて、感心していらっしゃいました。また、「卒1年目日誌」(毎日、学んだことと明日の目標を本人が記載し、その日の担当者がコメントするファイル)の記載をよーく見ていました。本人の学んでいる様子が具体的に手に取るようにわかって、先生も大変喜んでいらっしゃいました。 

●「人を育てる」というバトンを繋いで

 先生は、2011年の3.11東日本大震災の時に、宮城県のある市の保健師として勤務されていて、こうおっしゃっていました。「民医連の病院が、地域のために、避難所まわりや困っている人のために行政よりも早く動いてくれて大変助かったし感謝しています。今でも忘れません。民医連の訪問看護ステーションとも連携していて日頃からお世話になっていましたので、卒業生が就職して、民医連と聞いて安心しました」

 さらに、翌日、「大学でできることは限られておりますが、現場でも一人一人丁寧に育てていただき、『人を育てる』というバトンが繋がっているようで、とても温かい気持ちになりましたし、私たちの仕事の使命、意義を感じる時間にもなりました。ありがとうございました」とメールをいただきました。 

●看護学生室の活動

 法人看護学生室は、「新卒看護師受け入れ活動」が仕事です。単なる「人材確保」ではなく、民医連の看護を担える後継者を確保する活動です。受け入れ後の定着問題も視野に入れた「入職前教育」としても位置付けられています。

 職員が民医連の医療、看護の実践を語り、地域の中での事業所の役割を認識し、民医連の活動を伝える活動で、「職員教育」とも言えます。ぜひ、勤医会看護部のホームページをご覧ください。キャッチフレーズは『うちの看護、すごいんです』!!

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