協同組合医療と福祉 ゆたかな医療・介護・福祉をこのまちに medical&welfare
HOME BACK

協同組合報vol.112
2012年7月号

三陸沿岸へ

たくみ外苑薬局 法性晶子

  東北新幹線の一関から岩手県に入り、三陸沿岸を北上しました。陸前高田、大船渡、釜石、大槌湾には「ひょっこりひょうたん島(蓬莱島)」、さらに山田、宮古、田老、小本、田野畑…。

 途中、駅や商店の窓にはJRの東北キャンペーンのポスターが何枚も貼られていました。

 一方沿岸部では、建物の土台だけになってしまった街に、仮設の店舗が何軒か建っています。店の入り口に掲げられた「復興がんばろう」「ご支援ありがとう」の旗が、さえぎるものなく吹きぬけてくる風を受け、元気よくパタパタとはためいていました。

 ご家族みんなで営業されているという仮設食堂のご主人と、海沿いの旅館のおかみさんからお話を伺う機会を得ました。

 おかみさんは、何か予感(虫の知らせ?)を感じ、避難所になっていた旅館に集まっていた人たちと一緒に旅館を出て裏山を登り、いったんは自分も波にのまれながら水から這い出し助かったのだそうです。

 震災当日のことから、地域の今のこと…。その日その日を必死に生きる状況下の様子や、気持ちの揺れ動き、月日を経る中で何かが少しずつ変化してきていること、自分とまわりの方のさまざまな思いなどをていねいに語られました

 三陸鉄道は、地震と津波で大きな被害を受けました。現在「北リアス線」は一部復旧し、2両編成で走っています。宮古から小本まで乗車しました。「南リアス線」も全線復旧が待たれます。

 大きな体育館が津波で押し流され、つぶれて校舎にめりこみ、今もその時のままになっている学校の校舎。

 探していた石碑は、その校舎の前に盛り上がった土砂の山の中に、さびた鉄骨や木片などと一緒に埋もれていました。手で土をかき出してみると、たしかに高校の中庭にあった宮沢賢治「農民芸術概論綱要」碑、「まづもろともに かがやく宇宙の微塵となりて 無方の空に散らばろう」の銅版の文字です。

 宮沢賢治の歌碑、詩碑は、他にも県内外にたくさんあります。岩手の人と話すと、「これは賢治さんの言葉にもあるんだけれどね…」など、話の中によく賢治が登場してきます。

 深い悲しみの底から少しずつ立ち上がろうとしている人に寄り添うためにも、「みんなの本当の幸い」を探し求めることは、大震災と原発事故の3.11以降を生きる私たちみんなに与えられた課題です。賢治の言葉やその思想は、私たちに励ましや大切なヒントを教えてくれるように思います。

写真

ちい散歩と流山の名所

東葛病院看護師長室 清田弘美

 昨年秋に放送された「ちい散歩」の「千葉県流山散歩」(9月26日放送)。「水と緑と歴史の街」「昭和のにおいが詰まった町」として紹介されました。「地井武男さんが、ぶらりと街を訪問する」という番組ですが、本当に打ち合わせなしで訪ねてこられたそうです。

(1)流山電鉄「流山駅」

のんびりした鉄道。人の息遣いのする駅。とても気に入っていただいた様子。

(2)ぶどう棚の家

 突然、民家に突入した地井さん。残念、お留守でした。外出中だったこの家のご主人は、あとで相当残念がったとのこと。 

(3)新選組本陣跡

 地元の名所で近藤勇の書き割りに顔を出してポーズ。映画で土方歳三を演じた、地井さんの新選組論もちらりと披露。

(4)新川屋呉服店

 江戸時代からの老舗の呉服屋さん。大黒様の鬼瓦が見ものです。

(5)江戸川河川敷

 新川屋の裏から、土手を駆け上がると360度のパノラマが。みさと協立病院と東葛病院もちらりと映りました。

(6)和菓子の清水屋

 明治35年創業の老舗。ご夫婦で仲良くやっているいい感じのお店です。

(7)仕事中の左官屋さん

 向かいの資料館ではなく、なぜか職人さんに関心がいく地井さん。さりげない掛け合いも味がある「散歩」でした。

(8)矢河原(やっから)の渡し跡

 江戸川に再び戻り、土手に腰掛け一休み。

(9)一茶双樹館

 江戸時代の俳人、小林一茶と地元の名士との交流をしのび、絵手紙を書きました。

 今年6月29日に突然亡くなった地井さん。社会派映画からアクション、バラエティまで様々な分野で活躍された素敵な俳優さんでした。

 心よりごめい福をお祈りいたします。

写真

ただ今、大修理中

H・S

 「チョット壊れたかなぁ?」と思って、念のために点検してもらったら、とんでもない手間や費用がかかってしまった…なんてことは、そんなに珍しいことではないでしょう。しかし、この大修理は本当におおごとになってしまったようで、終わるまで10年近くかかるとか。何のことかと言えば、「日光山大本堂三仏堂」(重要文化財)で、どこやらの修理に手をつけたら虫食いが発覚し、何と全面修理をしなければならないことになったとのこと。本堂をすっぽりと建物(プレハブ?)で覆い、8階建てぐらいのその建物の何階かおきに見学通路を設けて、修理の行程を有償一般公開しています。

 今は屋根の下地がむき出しになっており、私が見に行った時は職人さんが縁の部材をはずしているところでした。外した瓦や下地に葺いてあった銅板などが周囲の作業スペースに山積みされ、その量の多さにも圧倒されるものがあります。

 安置されている阿弥陀如来・千手観音・馬頭観音の三仏より、この解体修理風景のほうが見ごたえがあると言ったら、お寺さんに怒られるかしらん。めったに見られるものではありませんよ、この夏は日光へ!? いかがですか?

写真


リレー連載 釣り紀行(54)

ますます充実、つり部の活動

 現在つり部は月1回活動しています。

写真 5月は館山の富浦湾シロギス、ヒラメ狙いに行きました。海釣りに行くときは、つり部で所有しているゴムボート4艘、カヌー2艘、しかも2馬力エンジン付きで湾内をブイブイ言わせながら、釣りを楽しんでいます。まだシロギスはシーズンではないので釣果はイマイチでしたが、20cm級のビッグシロギスもでて大盛り上がりでした。そしてシロギスといえばモチロン天ぷらで、美味しくいただきました。

 6月は那須ルアーフィールド(管理釣り場)に大物(ニジマス、ドナルドソン)狙いに行きました。那須ルアーフィールドは6月より大物池がリリースから持ち帰りOKに変わる時期なので、部員全員意気込んで大物を狙いました。全員が50cmオーバーを釣りあげました。大物なので引きも強く、食べきれないほど釣りました。釣りの後はいつも部員の誰かの家に集まり、刺身やムニエル、また自家製スモーク器(燻製)で燻した魚とお酒でしめるのが東葛つり部流です。

 そして9月は鯵の漁船を借り、医局オジサマVS青年つり部でアジ釣り勝負予定です。また10月は毎年恒例のBBQ&釣り企画を今年も行います。つり部の活動を行う中で病院全体の職種間の交流ができ、喜びを分かち合う中でより良い医療活動につながってきていると感じています。(東葛病院・中川圭)

ミニフォトギャラリー

北東北の旅

写真

写真

 津軽為信公が築いた、東京ドーム10個分の広さを持つ弘前城。岩木山を一望する天守閣はあいにくの曇り空。次いで津軽の夏を彩る弘前ねぷた館へ。荘厳な扇ねぷたと組ねぷた。 ドンドコドンドコドンドコドン。軽快なリズムに観客も飛び入り参加。隣の部屋から津軽三味線の生演奏。迫力ある演奏に圧倒された青森の旅でした。(東葛病院 山縣 良一)

前号へ    次号へ

Copyright(c)2003 medical & welfare All rights reserved.