医療とギリシャ神話
東葛健康友の会事務局長 加賀谷昭
へびつかい座
新しい職員や研修医・実習生に、“釈迦に説法”を承知の上で、ヒポクラテスの話をすることがある。古代ギリシャで活躍した「医学の父」で、「患者に利すると思う治療を行う」「自由人と奴隷の差別はしない」「患者の生活の秘密を守る」など、現代にも通じる、当時としては斬新な戒律で『医は仁術』を実践した人だ。
彼が信奉する医神アスクレピオスは病める人を癒すばかりか、優しさ余って死者をも生き返らせてしまう。冥土の王プルートは「これでは失業する!」と、大神ゼウスに窮状を訴えた。アスクレピオスを戒めようとゼウスが雷の矢を投げつけると、アスクレピオスは雷撃を受けて死んでしまう。(神様も死ぬ…?)
ゼウスは「彼の人間への優しさからした行為で、悪意はなかった」と憐れみ、天に上げて星座にした。「へびつかい座」がその姿だ。医療技術も医療倫理も発展し、現代では患者、家族、医師、看護師、ケア・マネージャー、リハビリ専門家などの集団で総合的に検討を行い、合意・納得を基本に治療が行われる時代となった。
【へびつかい座】
2等星・3等星からなる大きな将棋の駒のような形をした目立たない夏の星座で、さそり座の東隣、いて座の上に位置する。西にへび(座)の頭部、東に尾部が絡み付いている。
古河と渡良瀬遊水池でサイクリング
あびこ診療所 清田卓生
天気のいい土曜日。今日の目的地は、栃木・群馬・茨城が交錯する古河市と谷中湖です。自転車を2台ワゴンRに積み込んで出発。今日は帽子も地図も万全です。
まず、古河総合公園に行きました。ここは足利幕府時代に活躍した「古河公方」の館の跡地で、現在はきれいに整備され、広大な憩いの空間になっています。持ってきたおにぎりを「星湖堂」の四阿で食べたあと、自転車で園内をゆっくり1周、アスレチックを遊んだあと、古河公方の館あと、古民家、足利義氏の墓所、蓮池などをみました。池の畔になんと「ドラエモン道」を発見。しかしよくみると「ト」のうえに毛虫がいて「ド」になっていただけで、「トラエモン」という人の道だそうです。ゆったりとしたいい公園です。
つぎに県道を西へ、北エントランスから渡良瀬遊水池に入りました。3県にまたがっていますが、ここは国が管理する広大な公園になっています。グーグルで見られるハート形の湖として話題にもなりました。まず「子供広場ゾーン」「谷中村保全ゾーン」に入ります。駐車場に車を置いて、自転車で北橋を通って中央の「中の島」まで走ります。両側に湖を眺めつつ、舗装された道を思いっきり走ります。長男はグングンスピードを出し、折り畳み自転車のパパはかないません。次は東橋へ、左に見える緑は人工の浮島です。これも環境保全のために造られています。
足尾鉱山の鉱毒で汚染された渡良瀬川・利根川を浄化するために造られた渡良瀬遊水池には、田中正造ゆかりの谷中村の跡地も残っています。環境と歴史を考える、秋らしい楽しい旅でした。
ひまわりの里へ
東京さくら福祉会 三村謙二
7月12日、野田市関宿にある「ひまわりの里」に外出しました。
当日、いきなり決まった外出でしたが、ひまわりの里へ着くとビックリ!! そこは一面のひまわり畑がありました。ひまわりは我々の身長より高いものもあり、みんな同じ方向に向いていました。
管理している方に「『ひまわりの家』が『ひまわりの里』に里帰りしました」と言うと苦笑いしていました。なにかの縁を感じ、ついでに集合写真も撮ってもらいました。
お茶を飲みながら、ゆっくりと過ごしました。高台から眺めるひまわり畑は、見る価値あり! 加えて、ひまわりの花も摘むことができるとのことで、ひまわりを摘んで帰りました。
来年も里帰り(?)したいと思いました。
にんじんとごぼうの収穫
代々木歯科 木村和正
秋の収穫をむかえ順調に育ってきたにんじんとごぼう。にんじんの葉はアゲハの幼虫に食われたけれど、約100日間かかって旺盛に育ってきたので、すこしは食べられても大丈夫。ごぼうも小さい黒い虫がいっぱい来たけれど、見つけしだい手でこすって落としてきた。ごぼうの葉は人の顔より大きくなるものなんだ、とわかった。
育てることの大変さもあるが、「根もの」は掘り出さないとわからない。ついに収穫。掘り出すのにごぼうは大変だった。少しずつ周りを掘ったが途中で折れてしまった。にんじんは周囲の畑の人から「売っている物みたいですね」と声をかけられた。今年は雨や台風が少なく乾燥したところを好むごぼうにはよかったと思う。
完全無農薬は雑草を手で抜くのが基本だが、夏場は大変だった。売られているにんじんはほとんど葉がついていない。にんじんの葉は栄養価が高いらしく、おいしく食べる方法を思案中だ。にんじんの葉については料理本にもほとんど紹介されていない。捨ててきたものの価値をあげることは「エコ」につながる。
十数年前、東南アジアでは農業用除草剤としてアメリカ企業からベトナム戦争時の大量に残った枯れ葉剤が送られてきた時期があったらしい。食の安全はまず地産地消を推進し「旬」をかんじること。さらに、自国での食料自給率をあげる政策が重要だと思う。歯科における輸入補綴物にも通ずることだと思う。
わが家の赤ちゃん
元気いっぱい、いたずら盛り。
赤池瞬斗(あかいけ・まなと)
(母・赤池美沙<東葛病院救急外来看護師>)
「わが家の赤ちゃん」写真大募集中!!
ミニフォトギャラリー
尾瀬は草紅葉も終わりに近づき、すでに燧ケ岳の山頂は白くなっています。
(尾瀬おばさん)
リレー連載 釣り紀行(31)
青物ファンクラブ、相模湾へ
毎年秋になると、相模湾にはいろんな魚がやってきます。特に心躍らせるのは、やはり青物。引きの強さは他に類をみません。今回は自称青物ファンクラブ4名でキメジとカツオ狙いで釣行しました。言い出しっぺはY副院長、まだマグロを釣ったことが無く、今年はチャンスと一番張り切っています。
朝6時、江ノ島を右手に見ながら朝焼けの海をひた走り、いざ釣りを始めましたが、しばらくまったくあたりなし、そんな時はビールで乾杯、結局10時頃まで何も釣れず、うとうとしていたその時、キター! Y師長の竿が強烈にしなっています。慎重に上げると紫色に輝く丸々太ったカツオ。さすが師長、何で釣ったの?と聞くと、だれもつけていない「きびなご」という小魚で釣ったそうで、皆えさを付け替え、すぐ私にも、キター! これ以降は船内お祭り騒ぎ、周りの船もカツオやキハダを抜き上げています。
当然Y副院長も大漁、初挑戦のKさんも1本ですが立派なカツオをゲット、ハードでしたが楽しい1日でした。ちなみにY副院長のマグロは今回もお預けでした。 (中野共立病院 荒井)