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協同組合報vol.76
2009年7月号

インフォメーション

民医連の歴史をふりかえり新たな一歩を踏み出すために

〜看護管理者研修会の報告〜

東葛病院 内田てる美


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講演する窪倉さん
講演する窪倉さん

 7月9日、東京勤労者医療会看護管理者研修会が行われ、健友会看護管理者12名の参加もあり、全体で58名の参加でした。全日本民医連副会長の窪倉みさ江さんをお迎えし、民医連の歴史、民医連の看護師実態調査から見えること、今日的に求められる民医連の看護管理のあり方、について講演をしていただきました。

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 無産者診療所としての成り立ち。憲法25条を訴え生活保護を改善させた朝日訴訟の闘い。チッソ水俣工場からの汚水で発生した水俣病との闘い。山梨勤医協の倒産のときは北海道民医連職員から鮭が1000匹送られ、山梨の職員の大きな励ましとなったこと。

 阪神淡路大震災のときにはどこよりも早く駆けつけ水の確保、トイレ掃除、避難所をまわっての医療活動。全国から延べ1万3000人が支援に参加し、できることは何でもする民医連職員の連帯。

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 東葛病院の再建運動もそうですが、全国の仲間に支えられていることをあらためて感じ、涙がこぼれました。それ以外にも青空裁判、薬害エイズ、薬害肝炎など、国や企業のせいで大きな健康被害を受けて苦しんでいる人たちへの支援。そして山奥でも雪道でも必要な人に医療を、と続けられてきた訪問診療や訪問看護。まさに患者・住民の状況や要求から出発する医療実践の積み重ねが累々と続けられていることに確信を持ち、その歴史を守り、受け継いでいくことの大切さを感じました。

グループワーク(上も)
グループワーク(上も)

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 民医連の看護調査からは健康状態や人間関係によるストレス、医療の高度化、夜勤労働のつらさ、そしてボーナスの低さによって離職意識が高いということがわかりました。しかし、看護の三つの視点、四つの優位性など民医連の理念や医療活動への理解が深められれば、やりがいを感じ、働き続けることができるということも示されました。日々の大変さも交流しながら、職責者として経営を守ること、働きやすい職場づくりを進めること、これまでの看護実践の積み重ねに確信を持ち「人間らしく、その人らしく生きていくことを援助すること」を基本に、看護内容や質の向上を目指していくことが大切と確認した研修会でした。

 また、健友会看護管理者も参加してのグループワークでは、他法人の実態や状況もわかり、交流でき、お互いに有意義な研修となりました。

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