流山に住んではや17年、江戸川土手の天然芥子菜の花が満開になるこの季節が巡ってくるたびに、「ああ、流山っていいかも」と思うここ数年です。
年のせいか、最近朝寝坊癖が改善し人並みに起床できるようになったので電動自転車を繰って、東葛看護学校まで5分の土手道を風を切って走ります。菜の花の青い香りはまさに青春そのもの、朝から鋭気を胸いっぱいに吸い込んで今日も1日頑張れるかな……。
江戸川が大きく湾曲する場所から、満開の菜の花越しに見た学校はまた別の世界でした。思わずシャッターを切りました(写真(2))。
じつは、このアングルを発見したのは光太郎との散歩のときでした。光太郎とは雑種の3kgの小型犬(写真(3))で、推定年齢9歳。10期生の入学時合宿のとき、公園に捨てられていたのでした。今では大好きなご主人様と幸せに暮らしています。
また、学校と江戸川の間を流れるどぶ川のような小川は、知る人ぞ知る、流山の20世紀の遺産なのです(写真(1))。ザリガニ、めだか、フナ、鯉はもとより、最近エクスプレス沿線開発に伴い、住処を追われた小鳥たちがいっぱい集まってきています。めじろ、ウグイス、キジ、コガラ等など……少し悲しみを伴う春の通勤路です。
ひとときの 春にむせびて ひばり落つ
【写真と文】
東葛看護専門学校 石倉啓子
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