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協同組合報vol.60


「被爆者医療」に心血を注がれた千葉正子先生を偲んで

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 2月16日の午後2時から日本共産党中央委員会の多目的ホールにおいて、9月10日に94歳で亡くなられた「千葉正子先生を偲ぶ会」が110名余の参加でとり行われました。

 1961年に代々木病院に勤務され1995年退職されるまで「被爆者医療」に心血を注がれ、被爆者からは「神様」と慕われた先生だけあって、被爆者の方も大勢参加してくださいました。

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 ホール中央には凛とした先生の遺影が飾られ、弟さんの挨拶にもあったようにストイックな生き方をあらわすような清楚なしつらえの中、大葉代々木病院事務長の司会で式が進められました。

 実行委員長の園田久子医師は、「偲ぶ会」を準備するにあたって日本共産党中央委員会の多目的ホールに決めたいきさつについて、千葉先生の民主主義・平和を守り日本の革新を願った遺志を守っていくのに一番ふさわしい場所として選んだことが報告されました。

 鈴木篤理事長、飯田マリ子東友会会長の挨拶につづいて肥田舜太郎医師や弟さんの千葉利雄様からの偲ぶ言葉のあと、参加者によるスイトピーの献花が行われ、研修医の梨木先生が千葉先生の医療に対する姿勢に学びながら遺志をついで頑張るという言葉で締めくくられました。

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 その後、被爆者や同じ時代を代々木病院で過ごされた元職員から千葉先生についての思い出が語られ、最後は「青いそらは」の合唱で幕を閉じました。

 先生が76歳のとき、約6時間、先生の生きていらした歴史を聞かせていただく機会がありました。とても貴重なお話を独り占めにするのはと思いながら、18年間そのままになっていましたが、「偲ぶ会」にあわせて大忙しで編纂し、「千葉正子先生を偲んで―私たちは、何を学び、何を継承していくのか―」として、その聞き書きの原稿がやっと皆さんの目にふれることになりました。

 一人でも多くの方に読んでいただいて、千葉先生が医療を通して私たちに語りかけたかったことを受け継いでいただければと「偲ぶ会」に参加しながら思いました。

(東京さくら福祉会 原 玲子)

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