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協同組合報vol.57

 昨年10月に開設した三郷市地域包括支援センター早稲田は、知名度が低く、「何をする所?」と訪問するたびに聞かれ、自前のパンフを提示し、「要支援1・2の方のケアマネージャーをします。三郷市が行う介護予防支援事業のご案内をします。地域のケアマネージャーや様々な機関とのネットワークを作り、様々な方面から皆さんを支えます。当包括支援センターには3人の職員がおり、それぞれ専門分野の仕事を行いながらお互い協力し合い総合的に皆さんを支え、権利を擁護します」と伝えてきました。

 地域の方々のところへ訪ねていくと、「この辺は昔○○村で田んぼだったの。今は家が立ち並び面影ないけど」「大雨が降るとトンネルなどが冠水し、川のようになる所があるの」と、今住んでいる地域のことを語ってくれます。

 三郷・吉川地域は江戸時代初期の頃まで大河川が乱流する流水沼拓の地であり、治水・利水・船運が整いはじめ埼玉県の穀倉と呼ばれるようになったといいます。その後、都市化によって、田畑等の農地が転用され、特に水田などの遊水機能が失われ、長雨や台風などで湛水被害が起こっています。

 そんな地域の特性、歴史を把握しながら、安心して生活できるまちづくりの一役(介護・暮らしなどの相談を受ける、権利を守る活動、地域住民・関連機関の人達との連携などの活動)を担っていくことが、当地域包括の使命であると考えています。

 また、三郷市(人口13万人強)には、市の直営も含めて3ヵ所の地域包括支援センターがあります。三郷市としては、高齢者の虐待問題や権利擁護事業、ケアマネージャーの研修等の取り組みに対する弱さも見受けられますが、三つの地域包括支援センターが協力しあい改善していけるようにしたいと思っています。

(三郷市地域包括支援センター早稲田 星野巳佐子)

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