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協同組合報vol.56

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介護の現場から

(14)地域包括支援センターって?


 昨年4月の介護保険法の見直しにより、高齢者の生活を支える総合機関として、流山市に4ヵ所設置され、常盤松中、西初石中学校区を受け持つのが「中部地域包括支援センター」です。

 住みなれた地域で、その人らしく自立した生活を送りたいと高齢の方々の多くが願っています。しかし、人は病気や加齢による体や心の変化により生活が困難になることもあります。そんなとき、介護保険をはじめ、介護予防サービス、福祉、医療、権利擁護など様々な制度や地域資源を利用し総合的な支援をする所が地域包括支援センターです。

 「地域を知り、包括支援センターを知らせよう」と「予防教室」を兼ねた「まちかど相談」の出前を始め、今年は、「認知症」をテーマに、保健センターの[メタボ]とタイアップして、「メタボリックの予防が認知症の予防にもつながるよ」と、認知症について描いた図表を持って出かけています。すでに、15ヵ所からお呼びがかかり、地区社協からは「認知症サポーター養成講座」の講師依頼もあります。その積み重ねが顔の見える関係をつくり、相談しやすい所として包括支援センターを利用していただけ、ネットワーク構築につながっています。

 地域包括支援センターは介護予防の拠点なのですが、権利擁護・虐待防止、ケアマネの後方支援や困難事例に対する助言などもあり、要支援の人の予防プランを作っているだけではないのです。3人で背負いきれないほどの業務範囲ですが、一つひとつ丁寧に対応していくことで、地域での信頼が得られ、また市からの依託事業であることから、法人の信用や力量も問われてくるのだと思います。(流山市中部地域包括支援センター 安田卓代)

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