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協同組合報vol.56

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素人のためのコンピュータ講座

第18回

ネットワークに振り回されない

協同組合 医療と福祉 情報室 藤竿 伊知郎


写真 コンピュータの利用に、ネットワークは欠かせません。この便利な環境も、ひとたびトラブルを起こすと仕事に差し障りが出ます。

 問題となるポイントについて基本的知識を解説します。

● 突然遅くなるのは

 光ファイバーにしたのに、インターネットの閲覧が遅くなるときがある。何もしていないのに、接続できない。このような現象が起き、パソコンが故障したのではないかと心配させられることがあります。

 インターネットの回線業者は、100MBなどと宣伝している通信速度を保障していません。ベストエフォートと称して、速度を保つように努力はするが保障はできないということで、低い価格を実現しています。

 時速100kmで走れる高速道路でも、利用車両が多くなれば渋滞で20 km でしか走れなくなります。インターネットの回線も利用者が集中した場合は遅くなります。また、途中の中継コンピュータが保守工事で停止した場合なども、突然遅くなります。通信が集中したときには、通信量を制限をすることもあります。

 自分の契約している回線が高速であっても、情報はコンピュータをリレーして伝達されるので、渋滞している場所の特定は困難です。

 通信不良になったとき、自分のコンピュータ側に問題がないようなら、残念ですが、解消するのを待つしかありません。大事な連絡を送るにはメール以外のルートも確保しておきましょう。

写真● ウイルス感染のせい?

 メールの添付ファイルが開けない、特定のデータファイルがダウンロードできないというトラブルが頻発するようになりました。このようなとき、自分のコンピュータがウイルスに感染したのではないかと心配されます。

 多くの場合、セキュリティーソフトが悪さをしています。最近のソフトは、ウイルスチェックをするだけでなく、不正なプログラムが侵入したり、データを流出させないような防御壁ソフトを統合しています。このファイアーウォールは、ネットワークの知識がないと使いこなせないものです。

 マクロが設定されていたり、外部ファイルにリンクが張られているなどのExcelファイルを、ネットワーク越しに開こうとすると介入されるようです。

 過剰に反応させないように設定するのは、難しいものです。初心者には、ウイルスチェックだけのソフトをお勧めします。

● データは手元で編集を

 グループウェアで情報を共有することは便利なことです。インターネットを経由してサーバーの情報を利用するとき、トラブルが起きやすいので気をつけましょう。

 社内メールに添付してあるファイルは、遠くにあるサーバー上に存在します。それを開いてみるだけでしたら、そのまま開いてもよいですが、編集して再利用する場合は自分のパソコンに保存が必要です。

 ネットワークの速度が速くなったので、ファイルの存在を気にせず扱えるようになりました。しかし、ファイルまでの経路が長いとトラブルにはまりやすいので、必要なファイルはダウンロードして編集しましょう。

★「素人のためのコンピュータ講座」まとめページ
 http://www.gaiki.net/lib/2007/07122com0.html

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