前号へ 次号へ
vol.56トップ|トピックス|この人に聞きたい|素人のためのコンピュータ講座|読者のたよりから|介護の現場から|看護 NOW!

健診16年のキャリアを生かして保健予防活動に取り組みたい
東京勤医会保健予防担当副部長
日向正美さん(48)
11月1日、東京勤医会に頼もしい人材が加わった。芝病院健診センター16年のキャリアを持つ日向正美さんだ。法人では保健予防活動を強化するために新たに保健予防担当を配置することを決め、その副部長に就任した。187センチの長身、鍛え抜かれた肉体と柔和な笑顔とのアンバランスが魅力的な48歳。健診畑一筋のキャリアをどう生かすか、周囲の期待は熱い。

バレーボール一筋の青春
なにしろこういうガタイなものだから「重い機材を運ぶのにいい」ということで、芝病院では16年間ずっと健診センターでした。たしかに健診は意外と肉体労働です。どこかの施設を借りて健診会場を作るとなれば、重い機材を車から下ろして運ぶ。エレベーターがなければ担ぎ上げる、といった作業がありますから。
健診センターでは年間8万件の健診をやっていました。民医連ではすごい数かもしれませんが、健診機関や民間病院で力を入れている所は数十万件が当たり前で、百万件以上の所もあります。連合会の集まりに行くと、数ではペケ、下から何番目といったところです。でも、大事なのは数よりも質です。質を上げるために頑張ってきたという自負はありますね。
スポーツは中学でバレーボールを始め、高校では関東地区の選抜強化選手にも選ばれました。大学でもクラブでやったし、社会人になってからも地元のクラブでやっていました。バレーボール一筋の青春でした。周囲からは「穏やかな人」と言われますが、実際は負けず嫌いで、見かけよりも気性が激しいです。
思う存分リフレッシュ。
新たな気持ちで仕事に打ち込みたい
芝病院を退職したのは、40の半ばを過ぎて、ちょっと休みたい、リフレッシュしたいという気持ちが強くなってきたからです。知人が退職して世界旅行に旅立ったなんて聞くと、うらやましくて仕方がなかった。独身で、自分一人の決断で済むということもあって、よし、この辺りで少し休んで、思いつくまま気の向くままの旅に出ようと……。ドライブと温泉巡りが趣味で、休日には長野や伊豆などによく出掛けていましたから、このチャンスにもっと遠くへ、日本の北から南まで回ってみることにしました。
まず7月には四国の四万十川を中心に高知を回りました。8月上旬には九州へ。レンタカーで2週間かけてほとんどを回りました。一番見たかった阿蘇は、想像にたがわずものすごく感動しました。
九州から戻ると、今度は北海道へ。愛車でドライブを楽しもうと、大洗からフェリーに乗りました。航行中、鯨が泳いでいるのが4回も見えたんですよ。ザッブーンと雄大に泳ぐ姿に見惚れました。こういう偶然が旅の醍醐味です。
北海道は襟裳岬、釧路、根室、知床、網走、猿払、稚内と太平洋からオホーツク海の海岸線をひたすら走りました。海岸沿いを走るのが夢だったんです。稚内からは右に利尻富士を見ながらサロベツ原野を南下し、内陸に入って旭川に抜け、十勝岳の温泉に泊まり、最後は小樽に出て、小樽からフェリーで新潟へ。北海道をグルッと4分の3は回りました。雄大な景色を見ながら、広々とした道を風に吹かれながら走る……北海道はやっぱりいい、別天地でした。
2ヵ月間、思う存分旅をして、すっきりしましたから、新たな気持ちで仕事に打ち込みたいと思います。よろしくお願いします。
あっ、最後になりますが、今年の8月から登山も始めました。まだ低い山ですが、どなたか、登山サークルを作りませんか?