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第17回
障害を乗りこえる力をつける
協同組合 医療と福祉 情報室 藤竿 伊知郎
コンピュータを使う上で一番困るのは、今までできていたことが突然できなくなることです。自分の操作が悪くて壊したのではないかと、責任を感じたことはなかったでしょうか。
現在のパソコンはかなり不完全な商品です。買ったときは快適に使えていたものが、ソフトを追加したりアップデートをおこなうことで、次第に動作が遅く不安定になることは避けられません。
トラブルへの対処はコンピュータを使いこなすための学校です。困難を克服するには標準的な方法があります。コンピュータ自体は簡単に壊れません。トラブルの解決に取り組んでみましょう。
● トラブルには原因がある
複雑に見えることでも必ず原因があります。多くのトラブルは単純な原因によって発生し、他の人も遭遇して解決した体験が蓄積されています。
わかりにくいエラー表示がでてあきらめている方はいませんか。ソフトウェアの説明書は分かりにくくて読みにくいものです。
エラーの原因と対処法を知るには、エラー表示の内容とソフト名をGoogleでそのまま検索することをお勧めします。エラーメッセージでなく、おきている不都合な現象を「Excel シート 見出しタブがない」のように具体的に記載することでも対処法は見つかります。
● わからないときはリセット
別々の会社が作ったソフトが連携して機能することから、原因が簡単にわからない場合もあります。そのような場合、原因解明はムリにせず、復旧することを優先します。
多くの場合は、プログラムをすべて停止し、コンピュータを再起動すれば回復します。Windowsの再起動だけで不十分な場合、完全に電源を落として再起動が必要なこともあります。
この操作でメモリーの中残った不整合な情報が消えて、正常に戻ることがよくあります。キーボードやマウスが反応しないときは、電源ボタンを5秒以上押し続けることで強制的に電源を落とせます。
インターネットなどネットワークは回線の渋滞などで一時的に利用が難しいことがおこります。そのようなときは時間をあけて再挑戦することですみます。
● 一回に一つずつ
原因と思われるものへの対応は、一回に一つずつ実行しましょう。気がせいているため、考えられる対処法をいっぺんに複数実行することはよくあります。その場合、トラブルが解決したとしても何が効果をあげたかわからないままで、今後の参考になりません。対処後の再起動が役に立っただけで、いろいろ設定を変更したことは、ムダであったということもありがちです。
一つずつ原因を推理しながら解決法を探ることが、初心者からベテランへ成長する第一段階です。もちろん、この道を進むのは、ひとりでは困難です。助言をもらえる先輩を捜しましょう。みなさんのまわりにも、教え好きの人はいます。
トラブル対応のステップ
1. 直前に操作したことを思い出す
2. エラーメッセージの意味を調べる
3. 同種の体験例をネットで検索
4. 原因と思われるものを一つずつ取り除く
5. 体験を記録する
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★「素人のためのコンピュータ講座」まとめページ
http://www.gaiki.net/lib/2007/07122com0.html