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協同組合報vol.52

介護の現場から

(10)わかるよ! でもほどほどに!!


 当時の在宅支援センターの紹介で、ケアマネの私より数歳若い、2号被保険者の男性に関わるようになり、3年になります。難病中の難病であるにもかかわらず、特定疾患の指定がされていません。障害者手帳3級で医療費が高いとこぼしていました。当初は片足欠損、視力障害があり、小柄でも、自営業の運転を家族同乗の下で行っていました。

 私が訪問したある日、母親が私に聞いてくれと、女性にちょっとのサービスで数十万円ぼったくられたと、言うや否や息子に手を上げるところに遭遇しました。彼は、彼女がほしいのだと反駁し、私に同情を求めました。

 その後、壊疽が一層ひどくなり、もう一方の下肢を切断。直後生死をさまよい、心臓大動脈弁の手術を受けました。このことで医療費無料、障害年金が受給できるようになりました。当初は要支援、それから要介護2、要介護3となりました。完全に自力で移動ができなくなり、ストレスが溜まっている印象でした。

 その後たまたま段差の少ないマンションに転居できることになり、ベッドから自力で電動車いすで外出ができるようになりました。「住宅改修」の相談で伺うと本人がいません。お母さんいわく「パチンコに行っているよ」。私は一瞬、“目がテン”になりました。

(はたがや介護相談ステーション 石垣 昭)



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