インターネット上にある情報は、新聞・雑誌のように編集者が選んだものでないため、質が低いのが問題です。特にこまるのは、販売業者が商品を販売するために作成した情報で、偏った情報が大量に存在します。
インターネットの利用者を対象とした調査でも、その情報が信頼されていないことが知られています。インチキ情報にだまされない方法を紹介します。
● 検索したとき上位になるページ
検索サイトは、キーワードを含んだページを次のように順位付けし、表示の順番を決めています。(1)他のページから評価されている、(2)情報が新しい、(3)十分な情報量がある。
ページ評価が高いのは、他のページからたくさんリンクされているものです。ページ評価の高いページからリンクされているものは、さらに高く評価しています。
「論文引用回数の多い論文は、他の研究者によって評価されており、価値が高い」というルールを、ネット上で応用したものです。
販売業者は、このルールを出し抜こうとして裏技を使っています。このため、検索サイトが対策をとるまでの間、おかしなものが上位に出てくることもあります。
また、利用者が求めるものは新しい情報であるとして、定評あるページであっても更新されていない情報は順位が低くつけられています。
● 整理されたリンク集を活用しよう
単純に検索するとだまされます。自分だけで解決しようとせず、先達が整理してくれた情報を活用しましょう。役立つサイトを整理したリンク集が公表されています。せっかく公開してくれているものを利用しないのは時間の無駄です。
看護・保健医療福祉情報では聖路加看護大学の中山和弘先生が「Nurse's SOUL」を作成し、更新を続けています。非常に多くのサイトをまとめており、看護職以外にも有益です。
図書館員によるウェブ医学医療情報リソース選集「LITERIS」は、わかりやすい解説付きでサイトを紹介しています。
これ以外にも、たくさんのリンク集があります。「保健医療情報 リンク集」のように、必要な分野にリンク集というキーワードを足せば、見つけることができます。
リンク集に載っているサイトは数が多いため、自分に役立つサイトを見つけたら忘れないように「お気に入り・ブックマーク」に登録しましょう。登録するページで、右クリックメニューから「お気に入りに追加(F)」を選ぶことで簡単に登録できます。
リンク集ではありませんが、衆知を集めて百科事典をつくろうという活動があります。この、ウィキペディアは誰でも編集できることで、偏りを避けようとしています。まだ、項目数も限られ記載内容も貧弱ですが、情報の大海を泳いでいくには貴重な道具になる可能性を秘めています。
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