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協同組合報vol.48

読者のたよりから

韓国 板門店へ

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板門店会談場。旗より向こうが北朝鮮側
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向こうに見えるのが北朝鮮の旗(高さ160mもある)と宣伝村

松戸なのはな訪問看護ステーション 菊池 静華

 自分の力でソウルを歩きたいと思い、板門店ツアーもインターネットで申込みました。地下鉄も韓国語を読み、路線図を頼りに自分の行きたいところを探して行きました。たくさん失敗し、聞き取れない韓国語はスルー。それでも、道を聞くのにホテルマンに韓国語で話しかけたり、駅の窓口で交通カードを買うのに、韓国語で買おうとチャレンジしたり。結局、一番言いたいことはうまく言えなくて、電子辞書とメモを頼りにしました。

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帰らざる橋

唐辛子を買うのに父親が「瓶詰めはないのか」と言うので、必死に電子辞書をひいて、アジョッシに見せて、「オプソヨ」と言われ、半分でいいから250gにしてと頼むのも身振り手振りと、数字だけハングルで言ったり。ドタバタしましたが、勉強したことを生かすには、話すしかないなあと思いました。
 板門店は、緊張の場所です。分断されているという事実をまざまざと見ました。そうなった原因は、日本の統治時代があって、解放された時に米ソの思惑が働いて38度線で分けたそうです。そして、その後の朝鮮動乱でそれが分断する区分けの場所とされました。
 南北に分断され、離散した家族。韓国で今回会った、私の韓国語講座の先生のハルモニも北に家族がいたそうです。先生やそのオモニは、韓国で生まれ育った世代なので、北への思いはそれほど強くないと言っていました。まだまだ韓国へ行きたいです。たくさん話せるようになりたい。強くそう思った旅行でした。

花咲ける高校生ボランティア

東京勤医会法人人事部 看護学生担当事務 秋本ヒロミ

 看護学生室では看護学生だけでなく、看護師をめざす高校生も病院ボランティア企画などをたてたりして応援しています。高校生――ケガでもしないかぎり、なかなか病院に出向くことのない年代のようではありますが、実は、看護師という同じ目標を持つ友だち同士で毎月のように病院ボランティアに参加してくれる生徒さんもいるのです。生徒さんたちは、最初は緊張した面持ちで入院患者さんの足浴をしていても、数回やっているうちに、なんともステキな笑顔を見せてくれるようになります。

 この3月初旬、東葛病院に継続的にボランティアに来てくれた3年生の皆は高校卒業となり、4月からは念願の看護学生さんになります。今後も勉強などでとても大変だとは思いますが、そのステキな笑顔を忘れずにがんばってほしいところです。また、今春以降も病院ボランティアは継続予定です。皆さんも職場で未来の看護師さんたちを見かけたら、ぜひ励ましの声をかけてください。

いのちとくらしのアンケートから

東京民医連事務局出向 高村 浩之

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 東京民医連では、15万枚の「守ろう!憲法9条 生かそう憲法25条」のアンケートつきのチラシを活用し患者さんや地域の方々に政府が進める構造改悪で格差と不平等が拡大していることを訴えてきました。
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 1月から取り組み、300枚を超えるアンケートハガキが戻ってきました。
 昨年取り組んだ医療改悪反対の署名でも命の叫びがハガキに寄せられました。今回のハガキも8割の方が、びっしりと悲痛な叫びを寄せられています。
 声の中には、高齢者である自分自身の生活困窮に政治への憤りを訴えつつ、子どもや青年、これからの日本を背負っていく若者たちに、あの悲惨な戦争の体験から二度と悲しい思いを繰り返さない、夢と希望を残せるよう、命ある限り訴えます、と述べられた声も寄せられました。
 日々、医療・介護・福祉の現場で奮闘されている職員と共同組織の皆さんの奮闘に敬意と、寄せられた声を力に、私も出向先の東京民医連事務局で社保組織担当として、皆さんと共に奮闘することを決意します。
 憲法9条を守る会で澤地久枝さんが1センチたりとも下がらない決意を述べられましたが、私も一歩も下がらない決意をこめて。

愛しの「カチ」

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みさと協立病院 組織広報室 泊谷 健一

 過日、妻と韓国を旅した。途中野鳥好きの妻が見馴れぬ鳥を目撃した。貴重な発見だと喜んだが、その後あちこちで再見することになった。帰国して確認すると、それが韓国の国鳥「カチ」であった。カチの日本名はカササギである。
 カササギならば名前だけは知っていた。李朝時代の民画に、よく虎といっしょに描かれた鳥だ。絵の中のカササギは、大きな虎をさかんにからかっている。人々はその姿で権力者への鬱憤をはらしたという。
 カチはカラス科の鳥だ。ペットになるタイプではない。しかしその姿にはどことなく愛嬌がある。「クワァクワァ」という鳴き声は歯切れがよく、聞いていて小気味いい。それがながく愛されてきた所以だろう。妻も私もすっかりそのカチが気に入ってしまった。
 すでに韓国に虎はいない。カチはいま、そのいたずらっぽい鳴き声ではたして何をからかっているのであろうか?


リレー連載 釣り紀行(8)

下田湾のチヌ(黒鯛)

東京勤医会 松原 立生

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 河津桜見物をかねて、伊豆半島は下田湾のチヌだんご釣りに行ってきました。だんご釣りとはオキアミ餌を、こめぬか、さなぎ粉、砂等を混ぜただんごで包み海に投げ込み、魚の寄せと餌取り(巨大なボラ)をかわして釣る方法です。
 土曜日ですが下田湾の堤防には人っ子ひとりいません。一抹の不安がよぎります。しかし準備をしながら海を覗くと、数匹の大きなチヌが見えます。見える魚は釣れないとよく言われますが、どきどきしたりするものです。
 こめぬかだんごを作り、釣りの開始。十数投後に自家製の浮きが微妙に変化したのを合せると小気味いいチヌ独特の「こつこつ」という引きで1枚目、34p。その後1時間は変化がなく、2枚目はOさん作成のかやうきを見事に引き込んで34p。
 下田湾の遊覧船が動き出してから、巨大ボラが水面近くに集まり始めます。その後は60p平均のボラを10匹くらいと、30p弱の体高のあるメジナ3匹に終わりました。
 1日中こめぬかだんごを握り続け、両手はパンパンに張り、膝が笑っています。
 ライトアップした盛りを過ぎた河津桜でも、沢山の観光客が集まり賑わっていました。



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