紋別の祖母をたずねて
代々木病院通所リハビリ 作業療法士 保土田朝子
私には89歳になる祖母がいます。現在、北海道のオホーツク海沿岸にある流氷の街・紋別の施設に入所中です。
内科的にはこれといって指摘される病気はないものの、腰や膝など整形外科的な疾患と、老人性うつ病を抱えています。精神的に安定している時でもシルバーカーなしでは短距離の移動もままなりません。
祖母は、結婚して数年で夫を戦争で亡くし(祖父はシベリアで抑留され、終戦後帰国途中で病死)、未亡人となり、私の母と女二人の生活を送っていました。のちに周りのすすめで再婚をしました。一人娘の母から三男二女の母になりました。
その後、時間が経過し、義長男世帯と同居していたのですが、お嫁さんとうまくいかず、再婚相手(私の義祖父)と二人、住み慣れた家を離れます。約20年前にその義祖父も亡くなり、一人暮らしをしていました。その後、新設された今の施設に入所したのでした。
青森に住む母は、毎年祖母のうつ状態が晴れる6月頃に、紋別の施設を訪ねています。近くのホテルに泊まり、母の義妹家族と車であちこち出かけるのが定番になっています。しかし、千葉で暮らす私たち家族はほとんど会いに行けていませんでした。さすがに高齢になった祖母にひ孫を会わせたくて、今年の6月、思い切って、母・私・娘3姉妹の女5人で紋別まで押しかけました。三女が1歳の時以来、4年ぶりです。
その日、紋別空港は雨でした。施設に寄り、つもる話をひとしきりした後、外に出てみると、もう雨は上がっていました。すると、3姉妹の長女が空を指さし、「あ、虹!」と。何年ぶりかで見た虹はとても大きくてきれいでした。ずっと虹を眺めながら、「私たちって晴れ女集団ね」と笑いあいました。
帰ってからしばらく経って、母から電話がありました。「みんなが帰ってからもおばあちゃん、元気にやってるってよ。みんなが来る前よりずっと調子がいいって」。ホテルのベッドで痛い腰や膝のリハビリをした私でしたが、それより何より、私達と会ったことが一番のリハビリになったようです。
尾瀬は今
東京勤医会法人事務局長 加藤恵美子
恒例の尾瀬に行ってきました。梅雨前線は尾瀬も見逃してはくれませんでした。
人込みの尾瀬ヶ原を避け、あやめ平から竜宮へ降り、温泉小屋で一泊し翌日は尾瀬沼から沼山峠に抜けるコース。雨で足元が滑らないように歩くのは辛かったですが、ニッコウキスゲとヒオウギアヤメ・カキツバタのコントラスト、トキソウとサワランの可憐さ、ワタスゲは雨で残念な姿でしたが、湿地帯と高山植物の花々が今を盛りと競って目を楽しませてくれました。今年は雪が深く全体に開花が遅れていますのでJRのポスターのような景色は今しばらく見られますよ。
リレー連載 釣り紀行
木更津の沖堤にて
東葛病院 公文共宣
7月15日 Kさんと木更津の沖堤に行ってきました。微風、曇りの絶好の日和です。でも…
8時沖提に到着、さっそく投げ釣り用竿を仕度し放り込みます。私は、10数年ぶりの沖提です。あまり、いい思い出はありませんが。Kさんも同様に投げ釣り用とこませ釣りで「たい」ねらいです!?
1時間ぐらいして、Kさんに30pのせいご?ときすのダブルがきました。私も元気付いたのですが、しばらくは何もきません。
少々いやになってきたとき、私にもせいご25pがやっとやっときました。その他、めごち8p2匹、放流。名前の定かでないハゼ2匹、放流。2時ごろ西の空が真っ黒ゴロゴロであがりました。
木更津沖提は4本あり、500〜1q、幅7〜8mで家族連れには大変良い釣り場です。渡船も1時間おきに巡回し、食事、飲み物なども運んでくれます。秋から初冬は「あじ」なども釣れ結構楽しめますよ。
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