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協同組合法vol.32

読者のたよりから

合唱団バンブーは今年も歌いました!
 新松戸診療所歯科 上保泰子

 今年も代々木病院友の会で歌ってきました。私たちの合唱団バンブーは、総会で職員の出し物をという要請ではじまりました。
 何回か参加するうちに、きちんと先生に教えてもらい、まともな歌で出演したいという気持ちが強くなり、16年もたってしまいました。
 昨年は念願の病院の近くの津田ホールでコンサートを行いました。今後も退職した団員とともに歌い続けていきたいと思います。
 勤医会の職員ならどなたでも入団できます。一緒に歌いませんか。お待ちしています。
 写真は、代々木病院友の会第39回総会(10月23日)の時のものです。下の写真は銀座カンカン娘のコーラスと踊りです。参加者から拍手喝さい、大変喜ばれました。コーラスの後に「来年は一緒に歌いましょう。私たちはそのことを本当に実現したいと思っています」と挨拶。団員の友の会への想いを伝えました。


時差
 代々木歯科 秋本ヒロミ

 先だって石垣島在住の友人に久しぶりに会いました。銅色に日焼けしているので向こうの気候を訊いてみたら、なんとまだ扇風機が活躍中とのこと。東京はその日、なにか上着がないといられない寒さだったので吃驚しました。片や冬間近、片やまだ晩夏。同じ国にいるのに数ヶ月の時差があると思ったのです。
 でも一緒に南の島の写真集を見たとき、この浜はどこそこ、この島はどこそこ、と固有名詞で紹介され、遅れているのは自分だと思い至りました。通勤時に見かけた路傍の花の名も知らないし、街路樹が色づいた時期もわからないのです。この点、わたしと友人のあいだには数年の時差がある感じでした。
 南の島――光あふれる彩色の風景は、写真に音も匂いもない分、なんだか神さまと対話できるような静謐のイマージュでした。石垣に行ってからお給料が減ったと友人は言いましたが、その笑顔は東京にいた頃よりゆたかだと思うのでした。


第18回とうかつ健康まつり 「平和のための戦争展」 「旧満蒙開拓青少年義勇軍内原訓練所」資料館を訪ねて
 東京勤医会労働組合東葛支部 高木 實

 今年の「健康まつり」は10月16日(日)に開催されましたが、雨天のため中央舞台は看護学校体育館に移され、展示コーナーも同様に看護学校で実施しました。組合は「平和のための戦争展」を担当し今回で3回目です。8月には東葛地域の「平和のための戦争展」を大規模に開催しており、ここの資料や写真も借用して取り組みしました。
 今年は戦後60年の節目の年であり、1938年から始まった旧満州国へ、王道楽土の建設を目的に8万人余の移民を行った「満蒙開拓青少年義勇軍」をテーマに挙げました。満州開拓といっても、現地の中国農民から安い価格で奪った土地に入植したため、終戦になって旧ソ連軍の侵攻から逃れての逃避行や現地住民からの迫害等で命を奪われたりしました。幼い子供も犠牲になりましたが、親切な中国人に預けられ、育てられた方々が、「中国残留孤児」問題として知られるようになりました。
 当時全国から15歳から19歳の農家の次男、三男が応募して、茨城県の水戸市郊外の「内原」(うちはら)に建設された「日輪宿舎」で軍事訓練が行われました。農業実習は旧日本国民高等学校で行われ、現在は日本農業実践学園と改め、農業後継者を育成する専修学校として現存しています。多くの犠牲者をだした満蒙開拓青少年義勇軍は、常磐線の内原駅から旧満州へ渡りましたが、当時は活況を浴びて賑やかだった内原町は水戸市に合併になり、駅前には食堂もなくひっそりとした静かな街並みでした。この事実を後生に残すため「内原郷土史義勇軍資料館」が建設され、資料と写真を「健康まつり」で紹介いたしました。



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