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この6月から都内地域の訪問看護ステーションの事務を担当させてもらっています。仕事の関係で居宅支援事業所やヘルパーステーションに立ち寄ることもあります。スタッフは雨の日も風の日も利用者さんのところへ出かけて行って看護、リハビリ、ホームヘルプサービス、ケアプラン作成等の業務を行っています。利用者さんの立場にたって奮闘しているスタッフの中で仕事をさせてもらっていると、身の引き締まる思いがします。
訪問看護ステーションでは訪問記録以外のほとんどの事務作業をパソコンで処理するようになっています。保険請求も国保関係は伝送システムで請求しています。十数年前まで保険請求業務をやっていましたが、すっかり様変わりしていて戸惑っています。
介護保険制度が来年4月に大幅な見直し(改悪)がされようとしています。先駆けて10月1日から施設サービス利用時の居住費と食費及び通所サービス利用時の食費が保険給付の対象外になり利用者さんの自己負担になってしまいました。病院の長期入院患者さんにも同様に適用される方向とのことです。政府は財政再建、持続可能な保険制度の確立というそれらしい名目で利用者、患者さんを施設、病院から強引に追い出そうとしています。障害者自立支援法の問題もあります。保健、医療・介護、福祉を取り巻く状況は悪い方向に向かって混沌としています。
東京・数寄屋橋公園内に『若い時計台』という塔があります。太陽の塔で有名な岡本太郎が製作したものです。なんでも「今もぬくぬくと時間を食べて笑っている」とのことです。私はある写真でこの塔を見てすっかり気に入ってしまいました。実物を見に行ったこともあります。実物は写真よりも地味な印象でした。一方、庶民から吸い上げた貴重な税金(大増税が予定されている)等を「ニヤニヤと笑って食べている」今の『政府与党』はどうしても好きになれません。
10月も半ばを過ぎて秋の深まりを感じます。食欲の秋、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋……。どうしてこんなにいろいろな秋があるのでしょうか。たまに見上げる空もだんだんと高くなって澄んで綺麗なブルーになってきました。最近本を読んでいないので読書の秋にでもしてみようかと思っています。安くて良い本があったら紹介してください。
(訪問看護ステーション担当 堀本悟是)
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