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協同組合法vol.29

看護NOW(第2回)

看外来の看護記録に取り組んで
東葛病院外来看護長 清田 弘美


★「ぶっつんぶっつん看護が切れる」と指摘され


 外来看護の取り組みに日々悩みながら現在取り組んでいる“気に患の看護記録”を紹介します。

 今まで外来の看護師は日替わりで、「ぶっつんぶっつん看護が切れる」と、医師をはじめいろいろな所から指摘されていました。チーム連携と記録で継続性をカバーすることが大事なのですが、事例に取り組まなければならない時、必要に迫られて取り組むという状況でした。一口に記録と言っても、病棟のように日常書いていない・記録の時間がタイムリーに取れない・看護専用の記録用紙がない・等、記録を日常的には書けないと言い訳をしていたように思います。その後、記録用紙は作成したものの、問題点が書けない・難しい・等の意見もあり、何回か見直しもしましたが、結局お蔵入り状態で、ゼミ委員と数名のスタッフが書けるときに書く、書いたけどそのまま書きっぱなし、という状態でした。

★転機は看護ゼミから

 転機は今年の5月のゼミでした。

 東葛病院看護部では毎月第4金曜日12時45分〜14時まで、各自の昼休み時間も活用しながら看護ゼミを開いています。ゼミの内容は各職場が順番に担当しています。

 発表直前に原稿を読んだO医師のご指摘でした。「看護力の低下、外来受診患者の受診目的を掴む力の弱体化、患者の方を見てない」と突然言われ、驚き、落ち込みました。

 しかし、やることをやっていない自分たちに気づいて、それをバネにするかのように、ゼミ委員が立ち上がりました。翌週ゼミ委員から「『気に患』を毎日、各科1人上げ記録する仕組みを作りたい」と申し出がありました。正直毎日は無理だと思いました。でもゼミ委員は職場会議で提起しました。反対者は一人もいませんでした。日報用紙も変更して、毎日「気に患」をとにかく書こうと取り組み、早2ヶ月が過ぎました。本当によく書いています。翌日読んでいて「あの人どうなった?」との申し送りもよく聞こえてきます。「毎日日報に書くだけじゃ駄目だ。記録用紙に書いて、カルテに挟もう。目立つように付箋して」等、自発的に取り組みが進んでいます。今後は、各科月に1回はカンファレンスをもとう、と決意と意思統一をしました。

★看護の質向上に取り組んでいきたい

 本当にスタッフの底力を見せられビックリしていると同時に嬉しくてたまりません。今、看護を継続するための必要な記録の充実に取り組みはじめています。入院したり、地域に帰ったり、転院したりと様々な患者さんに責任を持てる看護集団に成長しつつあると思います。

 看護長・主任集団も置いてきぼりにならないように、メンバーの皆を支えながら進んでゆこうと思います。

 新付属診療所の開設に向けて、外来看護の力を充分に発揮し、看護の質向上にしっかり取組んでゆきたいと考えています。


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