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協同組合法vol.22

読者のたよりから


生まれ育った土地の名が消えていく
   
協同組合医療と福祉事務センター 石井孝広

 先日母方の祖母の13回忌で長野県の望月町に行った際、墓地を後にした私に叔母が重い口調で「タカちゃん、3月から望月町が佐久市と合併するんだって。望月っていう名前が消えちゃうんだよ……」と静かにつぶやきました。そういえば叔父の一家が暮らしている東部町も2004年の4月に北御牧村と合併をして東御(とうみ)市になったばかりであったことを思い出しました。
 最近のテレビやニュースでも市町村合併によって行政サービスが低下してしまうという意見がとりあげられたりしていて、知ってはいました。しかし、実際に直面したのは初めてだったので、びっくりしたのと同時に、叔父や母の生まれ育った土地である「望月」の名が消えていくことに少し切なさを感じました。しかし合併に対する人々の思いは様々で、島崎藤村の生地のある馬籠宿で有名な長野県山口村と岐阜県中津川市との越県合併では、長野県の田中知事が反対しているということで一時話題になりました。山口村は常設の消防署、病院、高校といった生活に関係のある公共施設までの距離が、長野県側より岐阜県側のほうがはるかに近いということもあり、村民意向調査の結果では約6割の人が中津川市への編入に賛成しました。
 この問題の複雑さと根深さを認識しました。


モスク
   東葛病院 加藤恵美子

 30数年前訪れた、サマルカンド・ブハラの町並みを突然思い出した。人々は日本人と身体つきや顔つきも似ており、「うどん」もあって親近感を抱いたものだ。モスクのブルーが異国を感じさせ中央アジアの空に映えていた。ソ連から国名も変わったが平和であって欲しいと願っている。


涙混じりの訴え、広がる怒り
 ―「三郷市の明日をひらく福祉集会」に参加して

   みさと協立病院 西館静夫

 「作業所は私たちが社会に出て行くための大切な場所です」「引きこもりから子どもを救ってくれたのが作業所です」
 手話で、車椅子で、そして母親は涙混じりに訴えていました。「三郷市の明日をひらく福祉集会」(1月21日・鷹の文化センター)には、障害を持った当事者をはじめ、家族、施設職員や医療関係者ら300人近くが参加しました。三郷市は、来年度予算で、障害者福祉分野の予算を一気に合計予算の5割以上、3500万円も削減することを決め議会に提出しました。
 削減対象は、心身障害者地域デイケア施設の処遇改善費や施設借り上げ料、公立デイケア施設の送迎費など知的障害・身体障害・難病などの三郷市の単独補助金・委託費です。
 作業所は地域のお母さんたちが努力して立ち上げたところも多く、バザーなどで費用を調達しながら運営しているところがほとんどです。昨年末の緊急集会にも、100人目標のところ200人以上が参加するなど、三郷市に対する怒りが広がっています。




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