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外苑診療所は1950年に開設された、歴史の古い診療所です。都会のど真ん中にあるため、バブル崩壊などの経済の変化や都市の歪みなどをもろに受けながらも、外来、在宅、健診の3本柱を中心に地域医療の第一線で頑張ってきました。
「医療福祉宣言」の1番は、その3本柱を中心にした医療活動を引き続き展開しながら、誰でも気軽にかかり続けられるような診療所にしようという私たちの決意がこめられています。患者さんが「かかり続ける」ことができるためには、かかり続けられるための私たちの日々の努力が不可欠です。
2番目では「地域に住むみなさん、地域で働くみなさんの健康を共に考え」と書きましたが、お年寄りから働く若者まで幅広い層の患者さんが来てくれることがここの大きな特徴です。
周辺にはアパレル産業の事業所がたくさんあり、また原宿の竹下通りまで歩いて10分ということもあって、そこで働く若者が昼休みを利用して来てくれます。
一方で、地域には戦前から住み続けているお年寄りが大勢います。80代の女性のある患者さんは、息子さんが「一緒に住もう」と言ってくれるそうですが、50年以上住み続けてきたこのまちへの愛着は強く、「診療所があるから、ここでもう少し頑張りたい」とおっしゃっています。
ここは2階というデメリットがあり、「あの階段がね…」と二の足を踏むお年寄りの方もいます。赤ちゃんとベビーカーの両方を持ち上げて階段を上ってくるお母さんもいます。気づけば、迎えに行き、帰りは必ず下までお送りするのですが、こういう悪条件にもかかわらず来てくださる患者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
患者さんが減って苦戦する診療所が多い中で、うちは昨年と比べてほとんど減っておらず、そのうえ若者などの新患が多く、地域のみなさんに支えられていることを日々実感しています。外来は1日平均35人、健診を含めると45〜50人、在宅管理数は45人です。
患者さんだけでなく、誰でも気軽に立ち寄れる診療所にしようと、今年から月に1回、お楽しみ会を始めました。6月は絵手紙で、みんなで描いた作品を待合室に張り出しています。
地域の人たちに支えられて54年。この半世紀の歴史に誇りをもち、何でも相談できる身近な診療所をめざして、職員一同、さらに気持ちを寄せ合っていきたいと思います。
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1.いつでも誰でも気軽にかかり続けられる診療所にします。
2.地域に住むみなさん、地域で働くみなさんの健康を共に考え安心して療養ができ、相談できる診療所をめざします。
3.医療費負担の増額に反対し、介護保険の充実のため地域のみなさんと共にがんばります。
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