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協同組合法vol.15

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再建の道のり踏まえ、新たな前進へ力強くスタート
−法人合同10周年・東葛病院20周年記念祝賀会が盛大に開かれる−


 東葛病院の再建運動が始まってから20年、代々木病院みさと協立病院と合同して再建を本格化させてから10年を記念する祝賀会が、5月22日(土)東葛看護専門学校の体育館で盛大に行われました。オープニングは看護学生による勇壮なロックソーラン。300人の参加者から惜しみない拍手が送られました。

 本間章東葛病院院長は開会挨拶で「地域住民が必死でつくった東葛病院を守ろうとの呼びかけにこたえ全国の病院から医師や看護師の支援が続けられた」「職員もがんばりましたが、地域の方々の協力なくして東葛病院の再建は成し遂げられなかった」と感謝を表明し、付属診療所の移転新築と東葛病院のリニューアルを中心とする新3ヵ年計画への協力を呼びかけました。

 来賓の祝辞では、井崎義治流山市長が「貴病院は、本市民はもとより、近隣地域の皆さんにとっても親しまれ、身近な医療機関の拠点となっている」とのべました。佐藤憲尚流山医師会会長は、「経済市場原理を優先させ株式会社の医業参入、混合診療の導入など小泉内閣の政策で崩壊の危機(国民皆保険制度が)に立たされている」と政府の医療政策を批判。「ハード、ソフトの両面からもより整備され充実された」地域医療への貢献を東葛病院に期待されました。

 東京民医連を代表して石川徹副会長が「東京民医連が東葛病院にかかわって20年。団結して覚悟を決め地域のみなさんとすすめれば困難を打開できることを学んだ」と挨拶。東京勤医会を代表して伊藤淑子副理事長は、331床のオープンなど地域医療充実の「課題をやりきって将来展望を切り開く」と決意を表明し地域協同基金への協力を訴えました。池田順次元東葛総合病院設立委員会理事長代行は「『いい病院を作るから協力してほしい』と資金の協力を得てこのまま倒産させていいのかと起ちあがった」と再建運動苦闘の道のりを講演しました。

 国吉昇流山中央病院院長による乾杯で第2部の幕が開けました。池谷忠敏東葛病院医療と健康を守る会会長が挨拶。途中駆けつけた勤医会出身の小池晃参議院議員が「医療切捨てや年金改悪など、これ以上の国民負担は許さない」と参加者を激励しました。

 祝賀会は、10年、20年の道のりを踏まえ新3カ年計画の達成へと力強いスタートの場になりました。

【参加者の声】
青木昭二さん(元職員。倒産で人員整理となりながらも地域から東葛病院の再建運動に力を尽してこられました)

「『首になった病院をどうして応援するのか』と言われ、潰してしまえと思ったこともあった。『この病院がなくちゃ困るんです』という患者さんのひと言で潰しちゃいあかんと思うようになった。競売の話が出たときが東葛病院の医療を守る会で活動するきっかけとなった。いざというときには皆で座り込みをしようと計画を練ったことも。地域の声、地域の望んでいることをしっかりつかみ一歩一歩やっていけば資金も集まる。とにかく基本を忘れないでください」

大八木たみさん東葛病院医療と健康を守る会幹事)

「船乗りだった夫の病気が東葛病院との出会いです。ハワイの航海から帰ってきた夫が身体の不調を訴え、近くの医療機関で検査を受けると『もう駄目かも知れない』と言われて救急車で東葛病院に転院。主治医となった坂田敏夫先生に『こんなに生命力の強い患者さんは初めて』と言われた。その後、病気も快方に向かい長期航路も耐えられるまでに回復。お礼のつもりで微力ながら役に立てればと守る会の役員にもなった。新しい計画を成功させたいです」

(東京勤医会組織部・前林茂雄)




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