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協同組合法vol13

この人に聞きたい(12)
ダンス熱、上昇中

競技ダンス歴5年
医療と福祉事務センター・事務 坂本 環さん(25)

 日舞にしろバレエにしろ、踊る人は立ち姿が美しい。坂本さんも背筋がピンと伸びて姿勢がいい。「健康のために社交ダンスを習う人が増えているらしいですね」と言うと、「私がやっているのは同じダンスでも競技ダンスのほうです」と坂本さん。練習を積んではアマチュアの試合に出場しているというから、ダンス熱も相当のようだ。

音楽に合わせて体を動かしたくなる

 私が競技ダンスを始めたのは大学1年の時です。父の仕事の関係で12歳から16歳まで4年間フランスで生活したんですが、フランスでは誕生パーティなどで曲に合わせて踊る機会がよくあって、「音楽に合わせて踊る楽しさ」を知りました。それで、帰国したらぜひともダンスを習おうと思ったんです。「ジャズ系を」と考えていたんですが、入学した立教大学には公認のダンス部は競技ダンスしかなかった。「のぞくだけ」と軽い気持ちで練習場に行き、先輩の踊りを見て感動してしまったわけです。

 大学時代、ダンスをやめたいと思ったこともあります。でも、やっぱり音楽に合わせて体を動かしたくなる。ハマってたんでしょうね。4年間、ダンスを続けました。

 卒業して東京勤医会に入職し、一時やめたこともあるんですが、いざやめると寂しくなり、また始めました。時間があれば練習場に行き、週1回、先生のレッスンを受けています。

 競技ダンスにはスタンダードとラテンがあり、私はスタンダードを専攻しています。種目はワルツ、タンゴ、クィックステップ、スローフォックストロット、ウィンナーワルツの5種目ですが、ウィンナーワルツは上級の大会でないと出てきません。

鮎が釣れなくなっている

 ぼくはもともと何にでも熱くなるタチで、中学時代は蝶の採集に夢中になりました。当時、朝霞市辺りにはまだ国蝶・オオムラサキがたくさんいてね、ぼくは杉並の自宅から大人用の自転車に乗ってよく朝霞まで出かけたものです。採集だけでなく、幼虫を採取してきて飼育もしていた。まるでファーブルの世界です。当時は杉並でも鮒やくちぼそがいて、釣りもよくやりました。

 今、鮎が釣れなくなっているんです。冷水病という感染症が広がっていることと、川魚を食べちゃう鵜の増殖も問題になっています。ぼくはほとんどないけど、竿を出してもオデコ(釣果がないこと)ということもあるようです。

 感染症も怖いですが、川をだめにする張本人はやはり人間です。鮎の住む川はじつに綺麗です。この自然環境を守らなければ、と強く思います。

基本は美しい姿勢で立つこと

 踊っているとき、女性は優雅に、常に笑みを絶やさないですよね。でも実際は課題がいっぱいあって、頭の中は「あそこを直して、ここを注意して」とフル回転しています。楽しければいいというものではないところが社交ダンスと違う点です。

 それに、学生のときはステップを全部決めていて、次は何が来るとわかって踊っていたんですが、今は男性がステップを決めていますから、次にどんなステップが来るか、神経を研ぎ澄まして男性のリードを体で聴いています。

 競技ダンスの基本は美しい姿勢で立つことだと思います。ちゃんとした姿勢を保っていれば、そこにしか足はつけない、そういう角度にしかならない、という位置が決まっている。ステップは後からついてくるものであって、一番重要なのは美しい姿勢です。大学によっては1年生には、ひたすらまっすぐ立つことしか教えない所もあるほどです。

 去年、アマチュアの試合で560組中6位に入賞しました。アマチュアもプロもレベルが級に分かれています。もうすぐまた大会がありますので、そこでファイナルに残って昇級をめざしたい。練習を積んで級を上げていくのが今の目標ですね。




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