
ホバート港近く、サンディ湾の静かな春の夕暮れ |
千駄ヶ谷は、新宿御苑に隣接し、周囲は明治神宮から神宮外苑、そして連なる歩道にはすべて銀杏並木が植えられ、緑多い地域です。御苑は、徳川家康の家臣・内藤清成に与えた江戸屋敷跡で、明治5年に農事試験場として「内藤新宿試験場」になり、そのご、新宿植物御苑、今日の新宿御苑へとつながります。
神宮外苑は、明治天皇の死去後、内務省が天皇を祀る明治神宮造営を決めた後に、国民運動として財団法人明治神宮奉賛会を組織し、多くの国民の基金と勤労奉仕によってつくられたものです。明治神宮は和式庭園ばかりですが、外苑は散策式公園として計画され、様々なスポーツ施設も当初から併設されました。
天皇家と縁深いために、不愉快な人もいますが、学生時代には、日本が解放されたら、皇居と外苑は開放公園にするんだと言っていた友人もいました。また、亡くなった親父が93年の人生で唯一、東京生活をしたのが、外苑回りの並木の植林奉仕だったとか。そんなことを思いながら緑の中を歩くのもいいもの。
【写真と文】事務センター/森川 和行
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