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協同組合法vol11

この人に聞きたい(10)
あれもこれも同時進行で

病棟から在宅に異動してみて
a href="http://www.tokyo-kinikai.com/02_jigyousyo/j19_toyama_hs.html" target="_blank">戸山訪問看護ステーション所長:中田 美智子さん

 看護師30年のキャリアをもつ中田さんは、数年の外来経験のほかはずっと病棟で経験を積んできた。それがケアマネの資格を取得した頃から在宅への希望が大きくなり、2002年9月、a href="http://www.tokyo-kinikai.com/02_jigyousyo/j19_toyama_hs.html" target="_blank">戸山訪問看護ステーションの所長として異動した。中田さんに在宅のやりがい、悩みなどを語ってもらった。

 私が在宅を希望したのは、少しゆっくりと仕事をしてみたいなと思ったからです。異動前は東葛病院救急病棟の婦長でした。
 ゆっくりできたかって? その点は甘かった(笑)。でも、訪問看護の1時間は「その人のため」の時間、利用者さんが何を望んでいるか、どんな問題を抱えているか、どうしたらいいかをご家族も含めて一緒に考える。時間をかけて精神的な面の援助もできます。こういったところが在宅のやりがいですね。

 私は所長業務のほかにケアマネとして約30件担当し、回数は減らしてもらっているものの訪問看護もやっています。ケアマネをやっていて悩むのは、ケアマネとしてどこまで責任をもてばいいのかということ。利用者さんに満足してもらえるようなケアプランを組み立てるために日々頑張っていますが、介護保険で決められたサービスだけでは足りない人がいっぱいいます。たとえば痴呆の方の場合、24時間の安否確認はどうやったら可能なのか。病棟にいた時は、個人負担できない場合は福祉が支えるものと考えていたんだけど、実際に福祉課とやりとりすると、「それはケアマネのほうでやってください」と私たちに丸投げする。福祉の現場は全くといっていいほど機能していません。

 所長としても今年は課題が突きつけられている年です。「戸山」から「戸山第二」が枝分かれしましたが、主に経営的な理由で今年は二つがまた統合する予定です。大規模化になるわけで、そのシステムをどう作っていくか。経営的な効率を考えつつ、利用者さんに満足していただけるサービスをどう追求していくか。あれもこれも同時進行といったところですね。



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