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協同組合法vol.10

ほっとコラム 代表選考で揉めるオリンピックは
 今年は4年に一度の閏年で、つまりオリンピックイヤーでもある。しかし、日本代表決定を巡ってマラソン、野球などで議論百出である。日本記録保持者の高橋尚子、高岡寿成はいずれも選考レースで結果が出なかった。野球は一チーム枠二人で大もめの事態。
そもそもマラソンの選考基準は選考レースを指定しておきながら、なお「勝てる選手」というあいまいな文章を残していたことに主要な原因がある。

テレビの露出も多い有名選手は国民からみて強い選手であり、国民世論の支持もある。もし、次の選考レースに出ないで高橋尚子が代表に決まるようなことになれば、多くの競技者からみて、こんなアンフェアーなことはない。弱いと目されていた人が強い人に勝ったり、若手がベテランを打ち負かす時は必ずくる。スポーツはやってみなければわからない。そんなことはどんな競技をしている人でもわかることだ。公平な選考基準を決めていないときに、「もしメダルを取れなくても国民が納得のいく人を選んでほしい」という世論もあるが、スポーツを実際に支える競技者から支持されない選考法は次代に禍根をのこすのみであろう。

野球でもめているのは、予選にはプロだけで臨み、本番は中途半端にレギュラーシーズンの中断もなく、一チーム二人枠を決めていたことに原因がある。金メダルを取ることはすべてに優先するだろうか。
今回の開催地は近代オリンピック発祥の地アテネだ。しかし、一方でIOC自身がとっくにアマチュアリズムをすてている。高橋尚子も、水泳の北島も卓球の福原も当然野球もみんなプロである。オリンピックとアマチュアリズムがすでに矛盾の限界となっている。(か)



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