協同組合医療と福祉 ゆたかな医療・介護・福祉をこのまちに medical&welfare
HOME BACK
協同組合法vol.8

ほっとコラム 勘違いの商業主義・視聴率至上も
 日本テレビの視聴率買収事件に見られるように視聴率至上主義の弊害もここまで来たかの感がある。もともとも商業放送である以上限界もあろう。しかし、スポーツ中継などもあまりにも絶叫であおるようなアナウンサーの傾向が多少、うんざりもしてきていた。

 格闘技だけならショーとも見るが、ワールドの冠がつくサッカー、水泳、陸上、野球、バレーもすべてそうなってきた。

 競って、叫び、これでもか!とフレーズを繰り返す。 

スポーツもいまやテレビという媒体がなければ成り立たないし、あらゆるスポーツのユニフォームがレーシングカーもどきのロゴだらけにもなった。商業主義の波に呑み込まれ、その波に乗らないと選手も競技生活を続けられないという時代。

 そんな時代と社会であってもスポーツの実況中継では、本来スポーツが持っているダイナミックスや一瞬々々の輝きや息をのむ瞬間などをしっかり伝えてもらわないと、それはスポーツではなくなり、他のエンターテイメントといつでも置き換わる時が必ず来るのではなかろうか。五輪予算を兼ねた野球のアジア選手権では走塁だけでも目を見張るプレーが随所にあり堪能できた。

 先日、バレーボールでその熱戦の興奮をいっきにさめさせたのは、試合中にディスクジョッキーが、マイクで観客をあおり、「日本、チャ、チャ、チャ」を強要する叫び声が聞こえてきた。いやしくも国際大会で、主催者の許可のもとで自国のみを応援する姿勢にあきれ返った。韓国戦など、あまりにもひどくて国際問題になるのではと怒り心頭。すぐ局に電話したが、何回しても通じなくて、後日、メールで抗議した。ここまでくると勘違いの商業主義・視聴率至上主義ともいえる。(か)



Copyright(c)2003 medical & welfare All rights reserved.