江尻かな
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県庁東側に大型商業施設 来春OPEN予定

 私のブログへのコメントに「県庁横に商業施設がオープンする予定と発表されていましたが、影も形もありません」との質問がありました。確かに、予定地は更地のままで草が生え、工事車両も入っていません。
 早速、水戸市の建築指導課や、茨城県の中小企業課に問い合わせたり、過去の新聞報道を調べてみました。
 大型商業施設を建設する際に必要な「大規模小売店舗立地法」に基づく県への届出が今年5月に出され(届出状況http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/syoukou/shoryu/daiten/todokedejokyo.htm)、施設の建築確認もすでに終えているとのこと。当初の予定より遅れているものの、8月末にも着工し、オープンは来年2009年3月下旬を見込んでいます。
 
 今回、計画されている用地は、茨城県庁の移転建設に伴い1997年から県有地になり、県が業務用地として開発しましたが買い手がなく、長年、県庁職員の駐車場として使われていました。
 県は昨年、業務用ではなく商業用も認めるかたちで公募を行い、1社のみ応募した不動産投資開発デベロッパーの日本商業開発(本社大阪市)に、約7万4千uの土地を70憶5,500万円で売却する契約を締結しています。
 この売却額は、同じく県が97年に開発公社に売却した額の4割という低価格。250億円とういう莫大な税金を投入して県庁周辺に開発した土地が、当初の見込み通り売れず、安い値段で民間に売り渡したということです。 
 採算が合わずに50億円以上も県は損失を出しましたが、そこに浪費されたのは県民の税金です。ここでも開発優先の県政が、結局は県民にしわ寄せしていることが明らかではないでしょうか。
 しかも、この地域には近くにスーパーやホームセンターなどの商業施設がいまでも多くあり、またもやここに大型ショッピングセンターが必要とは思えません。計画用地の目の前には中学校もあり、「ゲームセンターやパチンコ店ができては困る」という声も寄せられています。

 今後、開業される施設について詳しく報道されている日刊建設工業新聞の記事(2008.3.19)を転載します。

 
日本商業開発/茨城県庁東に大型複合施設、7月から順次着工

 不動産ソリューション事業などを手がける日本商業開発(大阪市中央区)は、茨城県から取得した県庁東側業務用地4画地約7・39ヘクタールにスポーツクラブ、ホームセンター、スーパーマーケット、事務所ビルからなる「(仮称)アイ・モール」を整備する方針を明らかにした。今月中に建築確認申請の手続きに入り6月に県から土地の引き渡しを受ける。土地取得後、造成工事に着手し、7月から順次、敷地内に計画する建物の建設工事に着手する。09年1月竣工、同年2月末開業を目指す。

 施設計画のうち、ホームセンターの設計・施工を日本住宅(岩手県盛岡市)が、その他の施設の設計・施工をクレハ錦建設(福島県いわき市)が担当する。全体計画の基本設計と総合プロデュースをジオ・アカマツ(大阪市中央区)が手がける。

 アイ・モールの建設場所は茨城県庁東側の臨時駐車場として使用されていた場所。ここに、日本商業開発が、商業・業務からなる複合施設を建設する。

 S造3階建てのスポーツクラブ「キッツスポーツスクエア水戸店」はキッツウェルネス(千葉市)が運営を行う。スポーツジムや屋内プール、テニスコートを設置するほかスターバックスコーヒー、回転寿司などの飲食店も出店する。S造2階建て延べ約1万6900平方メートルのホームセンターは、トステムビバ(埼玉県)が運営を手がける。2階に約590台分の駐車場を配置する。S造2階建て延べ約1万2200平方メートルのスーパーマーケットは、マルト(福島県)を核テナントとして迎え、そのほか物販専門店などが入る。屋上には約730台分の駐車場を完備する。S造3階建ての事務所ビルには、ミサワホームの関連会社のミサワホーム東関東(千葉市中央区)がテナントとして入る。総事業費は土地代含め約130億円。(2008.03.19 日刊建設工業新聞)


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